ご懐妊は突然に【番外編】
慌てて振り返ると、長髪を後ろに束ねサングラスを掛けたマッチョな男性が降りてくる。
黒いTシャツに黒いパンツで全身黒づくめのうえ、腰にはゴツいチェーンベルトがジャラジャラ揺れていて、いかにも怪しげだ。
私は瞬時に警戒の視線を向けた。
「あれ?面接の子?」
男はサングラスを外し頭に引っ掛けると私の顔をジロジロ眺めた。
目鼻立ちが整っていてなかなかの男前だ。
思わずホウ…と見とれてしまう。
「ちょっと貧弱だなあ」
しかし、いきなり失礼だ。
「まあ、可愛い顔してるから大丈夫か」
顎に手を当てて爪先から頭の天辺まで視線を巡らせる。
「いや、私はちが…」います!
と否定しようとしたが「じゃ、取り敢えず中で話し聞かせてよ」と言って『Sweet angels』の部屋に連れ込まれそうになる。
「あ!いや!違います!私はこっちの部屋に用があって!」
男はまたまたーと言って肩に手を回す。
「もう逃げられないんだからさ、腹括りなよ?借りた金はちゃーんと返さないとね」
「はあ? 何の事ですか?!」私は思いっきり眉根を寄せた。
「恨むなら、旦那を恨むんだな」
マッチョの男はニヤリと不敵な笑みを浮かべた。
私は後ろから羽交い締めにされて怪しげな『Sweet angels』に拉致されそうになる。
もしかしたら、匠さんには隠していた多額の借金があったのかもしれない。
そしてこれは私を『Sweet angels』に借金のカタとして売り渡すために仕組まれた巧妙な罠だったのだろうか。
「だとしたら匠ぶっ殺す!」
私は絶叫した。
黒いTシャツに黒いパンツで全身黒づくめのうえ、腰にはゴツいチェーンベルトがジャラジャラ揺れていて、いかにも怪しげだ。
私は瞬時に警戒の視線を向けた。
「あれ?面接の子?」
男はサングラスを外し頭に引っ掛けると私の顔をジロジロ眺めた。
目鼻立ちが整っていてなかなかの男前だ。
思わずホウ…と見とれてしまう。
「ちょっと貧弱だなあ」
しかし、いきなり失礼だ。
「まあ、可愛い顔してるから大丈夫か」
顎に手を当てて爪先から頭の天辺まで視線を巡らせる。
「いや、私はちが…」います!
と否定しようとしたが「じゃ、取り敢えず中で話し聞かせてよ」と言って『Sweet angels』の部屋に連れ込まれそうになる。
「あ!いや!違います!私はこっちの部屋に用があって!」
男はまたまたーと言って肩に手を回す。
「もう逃げられないんだからさ、腹括りなよ?借りた金はちゃーんと返さないとね」
「はあ? 何の事ですか?!」私は思いっきり眉根を寄せた。
「恨むなら、旦那を恨むんだな」
マッチョの男はニヤリと不敵な笑みを浮かべた。
私は後ろから羽交い締めにされて怪しげな『Sweet angels』に拉致されそうになる。
もしかしたら、匠さんには隠していた多額の借金があったのかもしれない。
そしてこれは私を『Sweet angels』に借金のカタとして売り渡すために仕組まれた巧妙な罠だったのだろうか。
「だとしたら匠ぶっ殺す!」
私は絶叫した。