ご懐妊は突然に【番外編】
「おい、遥、久しぶりに旦那が帰って来たって言うのに、そそくさと寝ようとするなんて正気か?」
不機嫌そうに言うと、枕ごと私の方へ近づいてきた。
「さっきクタクタだって言ってたじゃない」
私は面倒くさそうに眉を顰める。
「そうゆう時こそ、我慢出来なくなるもんだ。それじゃなくても、ずっと小坂とベッタリでウンザリだった」
匠さんは私を抱きしめて、髪に顔を埋めると「小さくて柔らかくていい匂い」と言って猫のように顔をすり寄せる。
「さっきは圭人が一緒に寝るって言いだしたから焦ったよ」
じゃあ、さっきのって…私は目を大きく見開いて聞き返す。
「今晩は遥とじっくり愛を深めたかった」
匠さんは悪びれなく言うと私の唇に短いキスをする。
「英茉にはもっともらしいこと言っといて、頭の中はではいかがわしい事を考えてたって訳?!」
私は訝しい視線を向けた。
「男なんてそんなもんだから」
匠さんは悪びれなくケロリと言ってのける。
「それに、みんなに双子の次を期待されているんだ。俺たちはそれに応える義務がある」
匠さんは絶対的なゴリ押しスマイルを浮かべた。
歳を重ねて、逆らえないゴリ押し感が一層強くなった気がする。
「奇しくもこの部屋は遥が純潔捨てた想い出の場所じゃないか?」
匠さんがニヤリと笑う。
そして、ベッドも同んなじだ。
私は思わず真っ赤になって視線を逸らした。部屋が暗いので匠さんに気づかれなくてよかった。
「なんかご利益ありそうだよな」
「ど、どうかな」私は視線を泳がせる。
「うん、物は試しだな」と一人納得したように言うと、匠さんは私の唇を塞ぐ。
もうこうなったら私に拒否権などない。
何度も落とされる甘いキスに、徐々に頭は麻痺していき、思考は停止状態になる。
私は観念すると、首の後ろに手を回して匠さんを引きよせたのだった。
不機嫌そうに言うと、枕ごと私の方へ近づいてきた。
「さっきクタクタだって言ってたじゃない」
私は面倒くさそうに眉を顰める。
「そうゆう時こそ、我慢出来なくなるもんだ。それじゃなくても、ずっと小坂とベッタリでウンザリだった」
匠さんは私を抱きしめて、髪に顔を埋めると「小さくて柔らかくていい匂い」と言って猫のように顔をすり寄せる。
「さっきは圭人が一緒に寝るって言いだしたから焦ったよ」
じゃあ、さっきのって…私は目を大きく見開いて聞き返す。
「今晩は遥とじっくり愛を深めたかった」
匠さんは悪びれなく言うと私の唇に短いキスをする。
「英茉にはもっともらしいこと言っといて、頭の中はではいかがわしい事を考えてたって訳?!」
私は訝しい視線を向けた。
「男なんてそんなもんだから」
匠さんは悪びれなくケロリと言ってのける。
「それに、みんなに双子の次を期待されているんだ。俺たちはそれに応える義務がある」
匠さんは絶対的なゴリ押しスマイルを浮かべた。
歳を重ねて、逆らえないゴリ押し感が一層強くなった気がする。
「奇しくもこの部屋は遥が純潔捨てた想い出の場所じゃないか?」
匠さんがニヤリと笑う。
そして、ベッドも同んなじだ。
私は思わず真っ赤になって視線を逸らした。部屋が暗いので匠さんに気づかれなくてよかった。
「なんかご利益ありそうだよな」
「ど、どうかな」私は視線を泳がせる。
「うん、物は試しだな」と一人納得したように言うと、匠さんは私の唇を塞ぐ。
もうこうなったら私に拒否権などない。
何度も落とされる甘いキスに、徐々に頭は麻痺していき、思考は停止状態になる。
私は観念すると、首の後ろに手を回して匠さんを引きよせたのだった。