嫌いになりたい
あ…
お風呂から上がってきてお水を飲んでいると
マナーモードを解除したスマホの着信音が、ベッドの方から聞こえた
折り返しを避けたくて、慌てて電話を取る
本来なら何か喋るべきなんだろうけれど
相手が誰だか分かっていないこともあって
耳にスマホを押し当てたまま、黙って相手の反応を待った
『………ラビ?』
その声に、体中の血が騒ぐ
『夜中にごめん』
ずっと聞きたかった声
『寝てた?………よな…』
「帰って来てからいつの間にか寝ちゃってたから、今さっきシャワー浴びてたトコ」
『そっか』
「何回も電話くれてたみたいなのに、気付かなくてごめんなさい」
『いや…。明日のこと、何も決めてないなーって思って。あ、もう今日か』
電話口で章吾の笑い声がする
そういえば
『お詫び』が出来てないから、今度の土曜にご飯へ行こうと約束したんだった
お風呂から上がってきてお水を飲んでいると
マナーモードを解除したスマホの着信音が、ベッドの方から聞こえた
折り返しを避けたくて、慌てて電話を取る
本来なら何か喋るべきなんだろうけれど
相手が誰だか分かっていないこともあって
耳にスマホを押し当てたまま、黙って相手の反応を待った
『………ラビ?』
その声に、体中の血が騒ぐ
『夜中にごめん』
ずっと聞きたかった声
『寝てた?………よな…』
「帰って来てからいつの間にか寝ちゃってたから、今さっきシャワー浴びてたトコ」
『そっか』
「何回も電話くれてたみたいなのに、気付かなくてごめんなさい」
『いや…。明日のこと、何も決めてないなーって思って。あ、もう今日か』
電話口で章吾の笑い声がする
そういえば
『お詫び』が出来てないから、今度の土曜にご飯へ行こうと約束したんだった