elevator_girl
「はい?」深町は、区役所の前の信号で。減速しながら左を向いた。
「アソビニンなの?」
諒子は、すこしイタズラっぽく語った。
「ひどいなぁそれ。俺はねぇ...。」深町も、意図を感じ、軽快にwitを返す。
オープン・ボディなので、気分が開放的になる。
楽しく笑いあいながら、赤信号の間を楽しんだ。
信号待ちを楽しめるのも、ちょっと面白い経験だな、と深町は思った。
シグナル・ブルー。
1000rpmくらいでクラッチをつないでも、軽快に走り出せるのは
ボディが軽いせいで、580kgと
普通のクルマの半分以下だから、なのだが...。
「このクルマに女の子乗せると、体重が解っちゃうんです。
重いとね、さっきみたいに走り出すとエンジンが止まっちゃう。」
と、深町は、髪を風に遊ばせながら。
2速へシフト。