初めまして恋心
3.泣き虫ガール×純情ボーイ
目がはれた…
そりゃあんなに泣けばね…

『里穂っはい』

遥ちゃんは私に蒸しタオルをくれた

『ありがとう』

私はしばらくタオルをのせて色々なことを考えた

『朝浩人君来たら辛いだろうけど頑張ってね』

遥ちゃんは心配そうに言った

『大丈夫!!ありがとう…さあ朝ご飯つくらなきゃ!』

私ははれの引いた目をあけて台所に立った

『遥ちゃん山辺おはよ』

『おはよ』

『おはよ…』

里穂ちゃんから私は山辺に変わった

しかたないか…

『山辺…俺は山辺の笑った顔が大好きだから忘れんな』

浩人君…

枯れたはずの涙がまた出てきた…



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