タンポポの約束。




みもりんと友達になってから
1ヶ月ほど経ったある日





私達はいつもみんなでご飯を食べるくらい仲良くなっていた♪





今日もみんなで食べてるんだけど
最近思うところがある











「しょ、昭くんっていつもパンだよね…」




「あ〜!うん!弁当作るのめんどいからなっ」





「たまには弁当がいいと思う…よ?」





「じゃあみもりん作ってきてよ〜!なんつって」





「う、うちでいいなら作ってくるよ?」





「まじで!?
ありがとなみもりん!」











と、まぁこんな感じなんです




テルくんを昭(しょう)くんって呼んでるのってあんまりいないし



テルくんと話すときみもりんは顔赤くなるし

お弁当作るとか…





これってすごくいい感じだと思う♪











「ねぇ、いいの〜?あれ」











私がそんな二人を見ていると
愛美ちゃんが少し意地悪く私にいってきた











「いいって??」





「彼氏が他の女に弁当貰うんだよ〜?」





「彼氏って…
それは噂を消すためについた嘘みたいなものだから…」











私が少し困ると、愛美ちゃんはへへっと笑う











「ごめんごめんっ!
でも、実際昭のことどう思ってるのよ」











どうって言われてもなぁ…





どう言おうか戸惑っていると
ふうちゃんが私の肩に腕を回してきた






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