タンポポの約束。
「さっきのやつと付き合ってるって本当か?」
あ、テルくんの耳にも入ったか〜…
ってことはふうちゃんにもバレてる?
「好きなのか?」
「えっと…」
好きではない
でも付き合ってるなんてテルくんは怒るかな?
でもきっとわかってくれるよね…
私はあの日のことをテルくんに話す
もちろんミナくん先生が好きだってことも伝えて
なのにテルくんはそんなに驚いた感じではない
「そっか…俺役に立てなくてごめんな?
変態教師と上手くいくといいな!」
「あ、ありがとうっ♪」
やっぱりテルくんはいい人だ
昔好きになった人がテルくんでよかった
「ってことで、風花が呼んでたぞ!」
「ふうちゃんが!?」
そういうのはもっと早く言ってよ〜
とか思ったりして…
私がふうちゃんのとこに行こうとすると
テルくんは親指を立てて私にグッとしてきた
「頑張れよ!!
俺はいつでもぽぽの味方だ!」
「あ、ありがとうテルくん♪」
ありがとうテルくん
私頑張って仲直りしてくるよ!
そんな思いを胸に、ふうちゃんのいると思われる教室に向かった