印堂 丈一郎の不可解な生活
私が戻ってくると、お爺ちゃんはいなかった。
きっと部屋に、傷薬とか取りに行ったんだろう。
調息法に伝わる傷薬は、市販の薬よりもずっと効くから。
それを待っている間に、私は丈一郎の傷口の消毒をする。
消毒薬を取り出していると。
「……」
丈一郎は、私をじっと見ていた。
「何?」
「セーラー服にセミロングに白いニーソ…おまけにオッパイもでけぇなぁ…そのオッパイも調息法のお陰か?」
「……」
感じ悪い奴っ。
金髪に両耳のピアスに…見た目通りの軽薄な男ねっ。
きっと部屋に、傷薬とか取りに行ったんだろう。
調息法に伝わる傷薬は、市販の薬よりもずっと効くから。
それを待っている間に、私は丈一郎の傷口の消毒をする。
消毒薬を取り出していると。
「……」
丈一郎は、私をじっと見ていた。
「何?」
「セーラー服にセミロングに白いニーソ…おまけにオッパイもでけぇなぁ…そのオッパイも調息法のお陰か?」
「……」
感じ悪い奴っ。
金髪に両耳のピアスに…見た目通りの軽薄な男ねっ。