僕…男の子が好きになっちゃった






「ねぇ……コウト……」



燃えて無い物をダンボールに詰め直す
僕にシュン君は聞いてきた。




「ん?どうしたの?」





シュン君はモジモジ。
「お願いがあるんだけど………」





「うん……何?」





「コウトと2人っきりの時は
僕じゃなくて「わたし」って
言っちゃダメ?」






僕は腕を組んで悩んでいるふりをした。
「ええ?………うーーーーん」






シュン君は少し寂しい顔になって
「あ………やっぱりダメか……」





僕はニコリ



「いーよ!」






「え?」
驚くシュン君。






「シュン君がそう言いたいなら
言ったらいい!………


でも僕といる時だけだよ!」







シュン君は目をキラキラさせて
大喜び!




「ヤッタ!ヤッタァー!ありがとう
コウト!!」





ピョンピョンと飛びはねて
ガバッ!






抱きついてくるシュン君!








僕は顔を赤くして!
「ちょっ!ちょっとぉ!シュン君!」





シュン君は僕にグリグリと
顔を擦り付けて!
「わたし!
ずっとわたしって言いたかったの!!」







もう〜……








こんなに喜んでるシュン君に
離れて、とはとても言えないなぁ……









< 44 / 46 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop