女神の微笑み
次の日、アヤはユミと再会した。

アヤの裸体を目にした白鳥が、その時の快楽を先に求めたためか、その場は理由を問うことをしなかったアヤの傷も、今は次第に癒え、もちろん痛みは残るものの、普通に歩くことは苦にならないほど回復していた。

「久しぶりだね!」

何も知らないユミはやはり、明るく無邪気ないつものユミだった。

「久しぶり」

アヤも笑顔で返す。

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