最高の恋の見つけ方
タオルだけ着けて、シャワーから出てきた私に、葵くんはそっとキスする。



私の身体ごと、抱き上げて、そのままベッドに連れて行った。



「絵里、凄くいい匂いがする」



そう言って、葵くんは、私の髪にキスする。



それから、私の唇に。



「声、我慢しなくて、いいから」



私の部屋は角部屋で、隣は葵くんだから。



「葵くん、何だか、怖い。久しぶりすぎて」



「大丈夫だよ」



葵くんは、唇と、手で、私の緊張を解きほぐしていく。



私は、あったかいね、とつぶやいた。



本当は、ずっと、ずっと、思い出していた。



葵くんの、顔の割に、男らしい手首や、感じてるときの、色っぽい表情。



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