最高の恋の見つけ方
帰りに引越しそばを食べて、仲良く私の新居に帰った。


暗くなった空には、天窓から、月が輝いていているのが見えて、私たちを照らす。



私は純の切ない表情が好きだ。



美しいから。



整った顔。完璧な鎖骨。意外に厚い胸板。力強い腕。白く、長くて綺麗な指。



この人はとても美しい。




二人で有り得ないような、甘美な感覚に導かれると、心も身体も解けて無くなってしまいそう。




「もうすぐ、朝まで一緒に居られるようになるね」



「もう、さみしくないね」


私たちは、少し汗をかいた身体を重ねて、月を見た。
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