スキとかキライとか。
「うるさいなぁ……。リカちゃんの価値感と俺の価値感は違うの!俺のしてることに口うるさくしないでくれる?これは俺の人生だから」
「蓮斗さん……!私の話をッ」
「しつこいなぁ」
この時、蓮斗さんに恐怖を感じた。
冷たい視線には何も映してない。……あるのは闇だけ。
「ッ……」
「じゃあね。君には二人と別れるために利用しただけだから、もう会うことはないよ」
「あッ!蓮斗さん……」
蓮斗さんは止めてあったバイクに乗って、去った。