☆子犬系男子にご用心☆
「ここは学校じゃないからな、今は春兄に戻っていいか?」
「え?」
優しい声に、噤んだ口はあっけなく開いた。
春兄を見ると、目に悲しみを宿した表情で私を見ていた。
「このこと、笑美さんと隆さんに連絡したんだ」
私の両親・・・。
私は目を見開く。
「知らせた方がいいと思って・・・」
「・・・あ」
喉がカラカラに乾いて言葉がうまく紡げない。
聞きたくない。
それ以上。
だって、答えは・・・・。
「ごめん、結芽」
全てその言葉に詰まってた。