御予約ありがとうございます。
美紗子さんは僕と美紅の前にコースターを置き、その上にグラスを置いた。

「イイわね美紅は。私もお父さんをデートに誘おっかな~?なんてね。ごゆっくりどうぞ~。」

「そんなんじゃないってば。もう…」

美紅が少し照れているように見えた。

「あのコロッケパン、旨かったろ?ラスト一個だったんだぜ。」

僕は笑いながら言った。

「アホ尋!コソコソ食べたわよ!美味しかったけど…」

結局食ってんじゃん。

窓から差し込む夕陽で、店内はオレンジ色に染まっていた。
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