月影の涙Ⅱ~私はただの人形~【完】
楽しい?時間はあっという間にに過ぎて、私達は帰った。
皆、楽しかった、楽しかった言い過ぎなんだけど!
何回言えば気が済むの!?
1回言えば十分じゃん!
彩華「また行こーね。」
葉月「やだ。」
即答してみた。
彩華はブッと顔を膨らませて怒ってる。
別に怖くは無いけど。
彩華と居ると飽きないんだよね。
なんだかんだで少しは面白かった。
気晴らしにもなったし、こういう時に限って彩華って気が利くんだよね。
葉月「ありがと……」
すっっっっごい小さい声で呟いた。
彩華「なんか言った?」
葉月「なんでもない。」
でも、もぅ影は動いていた。