月影の涙Ⅱ~私はただの人形~【完】

楽しい?時間はあっという間にに過ぎて、私達は帰った。


皆、楽しかった、楽しかった言い過ぎなんだけど!

何回言えば気が済むの!?
1回言えば十分じゃん!


彩華「また行こーね。」

葉月「やだ。」


即答してみた。
彩華はブッと顔を膨らませて怒ってる。

別に怖くは無いけど。



彩華と居ると飽きないんだよね。



なんだかんだで少しは面白かった。
気晴らしにもなったし、こういう時に限って彩華って気が利くんだよね。




葉月「ありがと……」


すっっっっごい小さい声で呟いた。


彩華「なんか言った?」

葉月「なんでもない。」







でも、もぅ影は動いていた。


< 104 / 394 >

この作品をシェア

pagetop