月影の涙Ⅱ~私はただの人形~【完】

私達の席に帰った。


海「あれって誰ですか?」

晴「あれ、瑠璃の席に座ってる。」

瑠璃「え?」


嘘、嘘?……いや、本当。


ずっと会いたかった人。
夢みたい。


瑠璃「ボ……じゃなくて、亮!」

亮「あ、瑠璃!」

瑠璃「なんでここに?」

亮「瑠璃の活躍するとこ見たくて。」

瑠璃「えーと、この前は……ごめんなさい。」

亮「あぁ、そんなの気にしなくていいよ。」

瑠璃「✿゚❀.(*´▽`*)❀.゚✿亮ー!すきー!」

亮「俺もだよ。」



海「あの……失礼ですがどちら様でしょうか」

亮「まぁ、保護者だ。」

瑠璃「そーだよー。保護者ー!」


ワシャワシャ

私の頭を撫でる。

ふふっ、これはやっぱ大好きなんだよね。





亮「あっ、そーだ。なんかお土産!」

瑠璃「え?」


グイッ


瑠璃「え……葉月!?」

亮「そこの道に落ちてた。」

葉月「ん?もぅ朝か……って!え!?ここって
学校!?なんで?」

亮「まぁーいろいろありまして……ね?」

葉月「は、はい。」

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