-8年後-
-0年目-

始まり

私は美歩

引っ越して来た。

近所の私位の子供が
遊んでいた…

私は
「何してるの?まーぜて。」
と言った。

その人は笑顔で
「良いよ!」
と言った。

私は 電気がはしった様に
ビビッとした。

今のは何だろう?
気のせいかな…?

小学校の集団登校の
グループの中に
その人はいた…

私は「あ!」

その人「あ…」

その人は司くんと
言う人で近所の人と
わかった。

小学校生活が始まる

おとなしい私は

人間観察をするのが
好きだった。

音楽室が騒がしいのに
気付いた!

1つ上の学年の人が

いじめてるのを
見てしまった!

私は女の子なので
男の子を止められる力
がない…

…どうしよう。

その時!

司くんが
「止めろよ!」
ともう1人の友達も
止めに入った。

いじめられている人は
泣いていた…。

私は「ホッとした!
なんだろう…この気持ち?」

それから
司くんのこと
気にする様になっていた。

私は帰り道で
司くんに「ばいばい」
と言った。

司くんは変な顔をして
返事を返さなかった。

まぁいいや。
恥ずかしいのかな
と思って気にしなかった。

それから月日は流れて…

中学校に入学した。

相変わらず
ショートヘアーの私は
髪が伸びてはねる髪が
嫌で肩までくると
すぐ髪を切っていた。

天然でおとなしいキャラが
ついてしまった私は
明るいキャラになれないで
いた…。

私はめったに笑わないので
笑うと…

「美歩さんが笑った!」
と言われ、
珍しくてびっくり
されていた。

私的には普通に話して
いるつもりなのに
どこかピンとが
ずれているみたいで

一部の女子からは
かわいく見せるために
計算でやっていると
思われていた。

おとなしくて
色白のせいか
私のことを好きだと
言う男子がいると
噂で聞いた…。

私は司先輩一途だし。

外見だけで
判断する人は
嫌だった。

理科の授業

先生が「○日は流星群見れる日
だから時間のある人は見るように」
と言ってたな…。

その日は何年に1度しか
こない流星群が見れるみたい。

私は外に出て

宝石の様に散らばった空を
見ていた。

お目当ては
もちろん…「流星群」

あ!あった!
手を合わせて…

「運命の人に出会えますように」

と願った。

私のことを本当に
わかってくれる人は
どこにいるのかな…?

学校では
おとなしいキャラの
私は
家に来ると
明るくて話すキャラ
だった。

家族は家では話すのに
学校では話さないと
言うとびっくりしていた。

でも…

いつも私の中に

「暗い私」と「明るい私」がいて
どっちが本当の私なんだろうと
思って悩んでいた。

次第に「暗い私」を
演じている私が苦しかった…。

本当は「明るい私」が
本当の私なのにと
思う様になっていた。

急に明るいキャラに
変えるのも変だし

~タイミングは
いつも私を悩ませる~

本当の私をわかって
くれる人は本当に
現れるのかな?
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