【続】想われたくて…―Side story―
「はよ〜ッス。」


俺が出勤すると、すでに全員揃っていて


あとは始業時間を待つばかりの状態。


そんな中、俺に駆け寄ってきた人物がひとり。



「安藤サンッッ、安藤サンッッ!!」


……木村……。


なんだよその、満面の笑みは!?


「どぉした木村。」


「ふふッッ。お姉ちゃんから、連絡来ました〜?」


やっぱりその話しか。


俺は自分のデスクに向かいながら、海の方をチラッっと見た。


――ッッ!!


あのやろう!


ニッコリ笑って、無言で手を振ってやがる。


俺、こいつらにからかわれてんのか―――!?!?





< 63 / 64 >

この作品をシェア

pagetop