【続】想われたくて…―Side story―
「ねぇ、安藤サンてばッッ!!」


木村の存在を忘れ、海を睨み付けていた俺は


木村に肩を叩かれハッっとする。


「あ、あぁ。来たよ。」


平然を装って答えた。


実来チャンから連絡来た喜びをこいつらに見せると


まんまとこいつらの餌食になりそうだ。


「えぇ〜?安藤サン、なんだか素っ気ないですね!

嬉しく無かったんですか??」


んな訳ねぇじゃん。


「や、嬉しい。」


でもあくまでも平然と答える俺。


「てか、お姉ちゃん……安藤サンから返事無いって……

へこんでましたよ?」



……え?


えぇ!?



「き、木村!
へこんでたって……実来チャンがか!?」


俺はついつい木村の肩を掴み、揺すりながら問いただす。


「え、は、ハァ……。」


呆れぎみで答える木村をよそに


俺の顔は



だんだんニヤけてく。



「……ふっふっふっ。」


実来チャンが


俺からの連絡が無くて




……へこんだぁ―――!!



「はっはっはっはっ!!!!」


俺は、木村の背中をバシバシ叩いて


大喜び。


「い、痛いですよぅ安藤サン!」



とそこに、俺の視界に不敵な笑みが飛び込んできた。


―――ハッ!!


やべぇ……俺


おもいっきり海の餌食じゃねぇか!!


不敵な笑みを浮かべる海は


まるでイタズラ小僧の目をしている。



か、海くん……


ぼくの恋の邪魔しないでね……?




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