HALF MOON STORY
しばらくして
世の中はゴールデンウェークになった
私は相変わらず
会社と自分の部屋を
行き来する毎日を送っていた
そこに時々
蘭と圭介
そしてハルといった感じだ
ハルは相変わらず忙しいらしい
仕事は順調みたい
ゆっくり話をできる時間が
ないからよく判らないけど
顔をみていれば
なんとなくわかった
ゴールデンウィークは仕事が
入っているみたい
私も
あまり休むことも
できなくて
ゴールデンウィークの
休みの日は
実家に顔を出すことにした
実家は自分の部屋のあるアパートから
車で30分ほどの所にある
近いようで
遠いよなその距離
いつでも帰れるからと
なかなか寄ることができない
いつでも行けると思うと
足が遠のいてしまっていた
休みの日の朝
実家に電話をした
珍しく父が電話に出た
今から行くからと話すと
父が気をつけておいでと
言ってくれた
車で出かける
ゴールデンウィークの道は
いつもと違う混み方をしていて
実家に着くのに
いつもより時間がかかった
天気も良くて気持ちの良い朝
母を誘って
コーヒーと買い物をしようと
実家の家のドアを開けて
家に入った