あの頃に…






あたしは走っていると
來人が手を広げてくれた。





そして、、、








來「……麗羽!」






普段より大きな声で


あたしの名前を呼んでくれたんだ。







嬉しくて




麗「……ッ、來人!!」








手を広げながら



大声で彼の名前を叫んだ。





そして、







あたしは勢いよく來人の胸に飛びついた





來人はあたしを強く抱きしめ
耳元で





來「………会いたかった……ボソッ」








麗「…ッ!……あたしも…ボソッ」







そう言うと、更に力を強めて
当分の間周りを忘れて






二人の世界に入っていたんだ。











------------だから、気づかなかったんだ。









蓮があたしを抱きしめている相手…




來人を睨んでいた事に。




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