真実の元姫。
「「〜きっ!」」
どんどん近づいてくる声。
私の大切な人達の声。
「「千秋っ!」」
みんな…。
私、未練なんてないと思ってた。
けど
未練タラタラだったみたい。
「みんなぁーっ!!」
声のする方に走っていくと
ひだまりみたいに暖かく光ってる場所があった。
きっとあそこにみんながいる。
私は思いっきりそのひだまりに飛び込んだ。
そこにはやっぱりみんながいて。
眩しいくらいの笑顔のみんなだった。
ただいま。みんな。