孤独の一匹狼
・・・
え?
来るであろう痛みが来ない
あたしは不思議に思い、固く瞑っていた目を開けた
目の前には綺麗な黒い髪をなびかした人が目の前に立っていた
その人の左手にはあたしに降りかかってきたであろうバットが握られていた
?「俺のテリトリーに入ってくんじゃねー」
威圧的な声にバットを持っていた男、そしてその場にいた全員が震えあがった
一部を除いてだ
春「蘭!!なんであたしを庇おうとしたの!?」
グルンと身体を回されたかと思うと目の前にはドアップの春陽
綺麗な顔が目の前にあって少しびっくりした
蘭「体が咄嗟に動いたの、、
でも、春陽に怪我がなくてよかった」
あたしはそういって春陽に微笑んだ
春「はぁーあんたっていうものは、、、」
春陽は呆れたような顔をした
ん?
あたし、呆れるようなことしたっけ?
でも、春陽に怪我がなくてよかったー