孤独の一匹狼


蘭「春陽、顔洗っておいで。

冷めた料理温めておくからさ」


春陽「ん」


春陽はそう言って、脱衣所に行った


あたしたちはあれからリビングに来た


今日も無理っぽいな、、、


あたしは携帯で美音さんに


【おはようございます。

まだ、春陽の調子が戻ってないので今日は欠席させていただきます。

すみません。】


と連絡した


すぐに美音さんから


【わかったわ。

ごめんなさいね、春陽が迷惑をかけて。】


返信がきた


迷惑をかけてか、、、


春陽は迷惑なんてかけてない


かけてるのはあたしの方だ


あたしのせいで春陽を不安定にさせている


それに美音さんにも迷惑をかけている


あの日から美音さんは何かとあたしを気にかけてくれている


だから少しでも迷惑をかけないように特待生として勉学を頑張っている


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