孤独の一匹狼


春陽「蘭?」


携帯を見つめ、ボーっとしていると春陽に呼ばれた


蘭「あ!春陽!

今、コーヒー準備するね!」


あたしは我に返り、すぐにカップを準備する


春陽はそんなあたしを心配そうに見つめた


蘭「あ、そうだ。春陽。

美音さんに、今日休むこと許可もらっておいたから

今日はゆっくりしようね」


あたしはコーヒーを入れながら言った


春陽「母さんがよく許してくれたね。

ま、蘭が頼めば許してくれるか」


料理が並べられたテーブルの椅子に座りながら言う春陽


蘭「違うよ。

美音さんは、春陽のこと好きだからだよ」


あたしは春陽にコーヒーカップを渡しながら言う


春陽「んな、訳ないじゃん。

会えば、いつも口喧嘩してるし」


お互いがお互いのことを気にしてるからなのにな


可愛いな、春陽はww


あたしはニコニコ微笑みながらコーヒーを一口飲んだ


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