シークレットガール!【完】



*****



「かき氷、リンゴ飴、フランクフルト、フライドポテト、たこ焼き、焼きそば、クレープ。……さて、どれから食べますか?」


「待て。お前、それ、全部食べる気か」


「え、違うの?」


「晴。コイツに常識というものを教えてやれ」


「志貴ー、それは無理よー。この子にはねじ曲げ解釈という得意技があるからー」


「あぁそうか。悪ぃな」


ちょいと待てやコラ。


ねじ曲げ解釈て何。ねじ曲げて。


得意技って何。


ツッコミどころが満載過ぎて、どこからつっこめばいいか分からないよ。


「……………よし、聞いてないことにしよう」


「志貴、聞いたー?この子、見て見ぬふりをするみたいー」


「まぁ背けたくなるよな」


「二人とも、あたしの扱い酷くありません!?」


どんだけあたしを貶したいの!?優季でもこんなにえげつなく貶さねぇよ!


「そもそもねじ曲げ解釈って何!」


「ほら、よくやるじゃーん。頭大丈夫?って聞くと、心配してくれてるんですか!?と意味をはき違えるヤツ」


「………………」


なんか、あれだね。


けっこー志貴先輩とかといて、いろいろ心の耐性が出来たと思ってたんだけど……


今、すんごく心が悲しさでグラグラ揺れちゃってるんですけど!!


泣かせる気か?絶対この人達あたしを泣かせる気だろ。


マジでガキ大将とその子分1となろうとしてやがるよ。


マジでジャイア○&○ネ夫になろうとしてるよ!


待てよ。このたち位置的に、あたしはのび太ってこと?


………………。



「勘違いしないでいただきたい。あたしは学年主席。ワースト学年主席ではない」



あたしは彼のようにバカでも、どんくっさくもない。


むしろあたしはデキス○くんポディションである。







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