俺と私と制服と。
『君!クソ警官とはなんだ!』

「じゃかましいわ。クソ警官。」


思いっきり警察官を睨む私。





こいつ、クソやな。クソ。
被害者こっちゃっちゅーねん。






「おっさん悪いな、交渉不成立や。
状況が状況やから捕まってな。」




「頼む!それだけは勘弁してくれ!」




『なんの話だ?きちんと説明しなさい!』


この警官ほんまうといな。
てゆーか、今から話すっちゅーねん!


 

「おい、クソ警官
被害者は私や。このおっさんに
○○駅からここまで痴漢されとったんや!」


急な話に一瞬で表情が変わる
クソ警官。



『、、、え!?
痴漢!?本当か!?』


「なんでこんな嘘つかなあかんねん!!」

なんなん、もう、、、

やばい。今更思い出して
震えてった。くっそ、我慢しとったのに
泣きそう。なくな、泣くな、、、





「、、、お前みたいなクソ警官
用ないわ。辞めてまえ。税金泥棒。」






もー、むしゃくしゃする!
なんで私がこんな目にあわなあかんねん!


悔しくて悲しくてどうしようもなくて
おっさんの手持ちかばんを蹴り上げる。

「これで俺は終わりだ、、、!!」






自業自得じゃ。おっさんお前が巻いた種やろ。






最後にクソ警官を、睨みつけて
改札へ向かう。

『ちょ!待ちなさい!待てって!』


警官の言葉を無視して駅を出た。
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