まだ、愛されてる?
言葉にする事
泣きながら、眠ったせいか…
瞼が腫れぼったい。

いつものように、朝6時に起き
お弁当を作る。

せめて、私の事を思ってくれたなら
そう願って。


髪をガシガシかきながら、
眠い目をこすり
「おはよう」

「あっ…。おはよ」

身支度を済ませ
テーブルに向かい合う。

無言のまま、朝ご飯。

「じゃ…。」
鞄を持って玄関へ。

後ろからゆっくり付いて行き

「行ってらっしゃい…。」
「あ…。今日も、遅くなる。」
目も合わせず一言。
私は、答える。
「そう…。」
視線さえ合わせず見送る私。

ドアが閉まり

その瞬間…。

私は…しゃがみ込んだ。

溢れ出す涙、

もう…ダメかなぁ…。

そんな気がした。
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