偽人〜消えるのはもう一人の自分か、それとも…〜
亜理紗ちゃんが緑石君のことを蹴ろうと足を振り上げたが、
なんとなくそれをよけた緑石君は

「じゃあ話はまた後で。」

と言って走ってどこか行っちゃった。
(逃げちゃった。)

亜理紗ちゃんも

「無礼者!」

とか言いながら走って追いかけに行っている。

学校の七不思議…か…。

ちょっと、気になるかも。

「あーみんなぁーそろそろHR始まるよぉ〜?♡」

そう言ったのは美桜菜ちゃん。勿論、亜理紗ちゃんを追いかけながら。

「は〜い!」

みんなの声が重なる。
このクラスは学年の中で1番楽しいと思う!仲もいいし。






















この後、何が起こるかも想像できないくらいに…ね?
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