隣のあなた。


着いたのは私の職場。


「ここ……驚いたでしょ?」


敦司さんは慣れた様子で裏口から入って行き、事務所に声を掛けた


「こんにちはー、入ってもいいかな?」


事務のおばさんが出てきて

「あらっ、敦司くんじゃない?元気にしてたの?もしかして戻ってきたの?いやー、嬉しいわ!……あれ?紗織ちゃんじゃない、今日は休み?って言うか、怪しいわよ、その格好」


おばさんのマシンガントークに圧倒されつつ、敦司さんは歩き出す。
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