隣のあなた。


『そぅ、ですけど……』


この人……見た事がある
けど、誰だっけ……


「少しお時間よろしいでしょうか」

男は和かな顔をして話しかけてくる


『すみませんが、知らない方に時間を使いたくありませんので…』


そう言って私は振り返ろうとした


「紗織様の、お爺様のお話を……」


男の言葉に私は足を止めた


『……お爺様?私にですか?』



私の問いに男は和かにしていた。
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