隣のあなた。
先生が居なくなって
私は寝ている敦司さんを見ていた。
敦司さんを信用できる
自信がないわけじゃない。
ただ、
これ以上、敦司さんに
迷惑をかけていいんだろうか……
冴島さんに犯されて
妊娠してて、
それでも……私でいいのかな…。
敦司さんが握ってくれる手…
私が握っていい手なのかな……
私じゃなく、もっと相応しい人が
敦司さんにはいるんじゃないか…
考えれば考えるだけ不安になり
私は無意識に
敦司さんの手をどけようとしていた