隣のあなた。


「ほら、始めるぞ」

敦司さんはワインとグラス
色々用意したものを運んでくれた


四人だと話も弾むし酒も進む

「籍を入れるのは、いつでも……っていうか今でもいいんだ」


お義父さんがおもむろに
立ち上がり、カバンから
紙とペンを持ってきた


まさか……
まさか……


その紙は愛美さんの前に置かれた


婚姻届
お義父さんの名前は書いてあった
愛美さんは目にいっぱい涙をためて
お義父さんからペンを受け取った
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