隣のあなた。
『私には敦司さんがいます……だから、冴島さんも家族を大切にして…』
今宮さんが用意していた
誓約書を出した
「ここにサインしていただき、紗織様には近づかないと約束していただければ、ご家族にもご迷惑はかけません。もちろん、お仕事にも支障はありません」
冴島さんは黙って誓約書を見ている
どのくらい時間が経ったか……
この時間が長く感じる。
「紗織……いま、幸せ?」
『…うん……敦司さんを愛してる』