隣のあなた。

更衣室手前では、まだ話し込んでいた


『お先に失礼します』


そう言って足場やり去る
私はそのまま裏口から出た


ここまできたら一安心かな
そう思い歩き出そうとしたら


「紗織、待って」


その声に私の身体は動かなくなる
振り返る事もできず
足音だけ聞こえる


ど、どうしよう……


徹さんの手が私の肩に触れた瞬間


「紗織!待って!なんで置いてくの?」


愛美さんの声に徹さんは手を引っ込めた
愛美さんは小走りで私の所へ来た
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