隣のあなた。

「もぅっ、置いて行かないでよ!」
「あ、冴島さんお疲れ様です。ん?紗織に何か用ですか?私らこれから飲みに行くんです……冴島さんも行きます?」


「あ、いや、僕はまだ仕事があるから……お疲れ様、気をつけてね」


徹さんは、事務所へ戻っていった。


愛美さんは私の手を握り

「泣きそうな顔してる。行こっか」


そう言って私の手を引きながら歩く
少し歩くと愛美さんは足を止めた


「着いた!行こう」


顔を上げると……カラオケ
えっ?と思ったけど
愛美さんは私の手を離す事はない。
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