隣のあなた。
「俺、敦司」
三崎さんの声に私は足を止めた
『……敦司さん……私は紗織』
『おやすみなさい、敦司さん』
そう言うと、敦司さんは笑ってくれた
私も部屋に入り空き缶を片付け
ベットに入る
『三崎……敦司さん』
意外と話したらいい人かも。
話しやすくて……
ちゃんと笑ってくれた。
楽しかったし
嬉しかったな……
久しぶりに心地よく眠れそう
私は目を閉じた。
目を閉じると
すぐ眠りにつく事ができた。