大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。

私も含め皆は、唖然としてしまう。
それは…かなり痛いわね。

「でも、籍入れてない事をバラしたら余計悪化しない?」
さっきだって、喜んでいたみたいだし

「いや、反対にあの程度の喜ばし方で終わったさかい。
じゃ無かったら多分…もっと凄い事を妄想してるか変な刺激するだけやで」
すみれの言葉に絶句する。

まさか、鈴原先生がそんな人だとは、思わなかったから
見た感じは、爽やかで優しい保父さんなのに…。

「何か…凄い奴だな?そいつ」
アイツは、若干ひいていた。

「怖いですね。
なら、今度からどうする気ですかね?」

「そりゃあ、変わらんとアピールして来るんとちゃう?
まぁ、あのままにしててもアピールするやろうけど」
彩美が尋ねるとサラリと答えるすみれ。

えぇっ!?
それって…かなり問題じゃないのよ?

想像するだけでも背筋が凍る。
チラッとアイツを見ると溜め息を吐いていた。

そりゃあ、溜め息を吐きたくなるわよね。

「私がハッキリと断るだけじゃダメなの?」

< 77 / 167 >

この作品をシェア

pagetop