ねぇ、もう一度笑って??
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高校2年生の春、あいつは笑わなくなった。
「...なんで笑えないんだよ。」
そう聞くと、いつも同じ答えが帰ってくる。
「笑う意味なんてないから。」
___あいつがそう思い始めたのは去年の冬
友達から聞いた話だが、未来をよく思っていない奴らが未来に少し悪ふざけをして体育館に閉じ込めた。
だが、その日マイナス4度と言うとても寒い日だった。
しかも、未来は半袖、ハーフパンツの体育着を着ていたそうだ。
凍死する事はなかったが、途中で気絶してしまった。
それを朝、バスケ部が見つけたらしい。
その事を聞くと、俺はダッシュで未来の元へ向かった。
未来は俺を見つめて青ざめた顔で言った。
゛笑うなんて大ッ嫌い ゛と。
実は体育館に閉じ込めた連中の一人の彼氏が未来の笑顔に惚れてしまったらしく、
゛二度と笑うな ゛
と言われたらしい。
そりゃあ、笑うだけで凍死させられそうになるなんて、嫌だよな。
でも、俺はお前が笑う姿をもう一度見たい、、、
また笑って欲しい。