恋する淑女は、会議室で夢を見る
「ごめん 真優」
思わず真優はマリアに駆け寄った。
「全然、私は全然大丈夫です
お断りに来たんですよ!
どうしてマリア先輩が謝るんですか…
私は大丈夫ですから、
私ね好きな人がいるんです
マリア先輩 マー先輩と幸せになってください」
「…真優」
真優はマリアの手を取って、そのまま2人は抱き合った。
「真優… あんたッって子は
ヒック
相変わらず… いい子だね…」
「先輩… 先輩は相変わらずキレイですよ」
いつの間にか感動の再会に代わってしまったその場を
白木匡は呆然と立ち尽くして見ていた。
「じゃあ マー先輩
そういうことで、どうぞお幸せに」
「え…」
すかさず白木匡の手を握ったマリアが
「真優、結婚式来てね~」と手を振った。
「はい もちろんです」
じゃあ
と、頭を下げて真優はその場を離れた。
・・・
その頃、桐谷遥人はは某議員のパーティ会場にいた。
ざわめく会場の中で電話に耳を傾けていた遥人は
みるみる頬を緩ませて
「で?
・・・
了解」
ピッ と電話を切るなり
くっくっく
アッハッハ
と、楽しそうに笑い始めた。