好き嫌い愛と情。
次の日。
昨日のことがあったから一応携帯を確認する
案の定[おはよう]とだけだけどメールが入ってた。
私もそれに返事をして
中学校に携帯持っていけないのでって説明の文を書いて送る
そのあと携帯は机の上に置き
制服を着て下に降りた
「お母さん、いってきまーす」
いつも通りそのまま外に出ると
昨日いたところに、遼がいる
「あれ、遼どうしたの?」
「ゆきちゃんおはよ!
家にいても暇だしゆきちゃんのこと送りたいなーって思ってさ」
爽やかな笑顔。
モテるんだろうなーなんて考えながら
「私いつも先輩といってるから大丈夫だよ」
って何気なく言った
本当のことだし、ちょうど先輩も家から出てきた
「ゆきちゃんおはよ
あれ、誰?」
「隣に引っ越してきた人!」
祐樹先輩の方に小走りで向かう
「遼、いってきます!」
笑顔で手を振る
「むー、残念
いってらっしゃーい」
遼も不満そうにしながらも手を振ってくれた