こんなお葬式【長篇】
式のない通夜であっても、出来るだけ不自由はさせたくなかった。

会館に到着すると、ちょうど中式場で別の式が行われているのが見えた。

例の部長が選んだあの式である。

それ程大きな式ではないが、2名の献茶婦が付いていた。


僕は敢えて声をかけるのである──。


< 81 / 257 >

この作品をシェア

pagetop