ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
「今まで佐熊と一緒にいたの、あれ、わざとだから」
「え……?」
わ、わざと……?
ドキドキ。
ドキドキ。
「昼一緒に食べれなくて、特に花村には悪いと思ってる。でも、知りたかったから」
え……?
知りたかった……?
「何……を……?」
私が恐る恐る尋ねると、犬垣君は息を吸って吐く。
「佐熊は……最初いじめられてるんだって思った。けど、違った。逆だった」
そう言った犬垣君の表情は、どこか苦しげだった。