ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

「何これ」

「あ、えっとね、実は今日転んじゃって、その時に背中ぶつけちゃったんだ……。本当、私ってドジだよね」

 お姉ちゃんがシップを貼り直すと、私はゆっくりと起き上がる。

 お姉ちゃんは疑いの眼差しで私を見る。

「これ、本当に転んで出来た傷?」

「う、うん……」

「本当に?」

 私の目が泳ぐ。

「うん……」

「これ、転んで出来た傷じゃないんじゃないの?」

「こ、転んで出来た傷だよ」

「嘘つくんじゃない!」

 私の体がびくっとなる。

「あんたの表情見れば、分かるんだから!」

 お姉ちゃんは真剣な眼差しで私を見る。

「誰にやられたの?」

「…………」

「答えなさい!!」

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