ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
それから、取り調べを終えてから10分後。
私と犬垣君と絵美ちゃんは警察署の玄関まで歩いて行くと、玄関の外で、雨瀬先輩とお母さん3人が待っているのが見えた。
私達は玄関から外に出ようとする。
その時、
「バイクの運転手が、おかしなこと言ってたんですよね」
警察署の玄関の前で40代のダンディーな警官が一言言った。
え?
私達は足を止め、警官を見る。
「なんですか……?」
私は尋ねる。
「SINE《サイン》は神だ。制裁は続く。永遠に、とね」
私はゾクッとする。
犬垣君と絵美ちゃんはなんとも言えず複雑な、悲しそうな表情に変わる。
黒うさぎだ……。
黒うさぎが、やらせたんだ……。