ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

 それから4限の授業を受け、昼休み。

「うさ?」

 落ち込んでいる私に優人君が声をかけてきた。

 私の体がびくつく。

「優人……君……」

「どうした? 顔色悪いけど」

「な、なんでもない……」

 私はへらっと笑う。

「ちょっと来て」

 ――――ぐいっ!

 私は優人君に腕を掴まれた。


 えっ……!?


 優人君は私の腕を掴んだまま歩きだす。

「ゆ、優人君……!?」

< 318 / 700 >

この作品をシェア

pagetop