ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
「うさ葉は何かにつけて甘いんだよ! 一度心が離れたらもう二度と元の関係には戻れないことがほとんどなんだから!
今までは、何かあった度に仲直りしてきたけど、今回は私もりすなも仲直りする気ないから!
だから、犬垣とは今後一切関わらないって今すぐここで誓って!」
「……」
私は何も答える事が出来ずにただ立ち尽くす。
「早く誓ぇぇええっ!!」
犬垣君はゆっくりとベットから起き上がり、みっちゃんの腕を掴む。
「もうやめろ!」
犬垣君の掴んだ手が微かに震える。
「でもっ!」
「美鳥、頼むから、もうやめてくれ!」
犬垣君が必死に頼むとみっちゃんは黙る。
しんっと部屋が静まり返る。
「みっちゃん……」
私がおずおずと声をかけると、みっちゃんは私の顔を見る。
「みっちゃんの気持ち……良く分かった……」
私の顔が今にも泣き出しそうな表情に変わる。