ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

「優人、君はなにも分かっていない!」

 雨瀬先輩はそう言うと、水色の光のSINE《サイン》ソードを優人君の顔目掛けて振りかざす。

 優人君は黄緑色の光のSINE《サイン》ソードで受け止める。

「何が分かってないと言うんだ!?」

「君の気持ちは、愛でもなんでもない! ただの自分の欲だ!!」

 雨瀬先輩がそう叫ぶと、

 バタン、バタン、バタンッ!!

 優人君(黒うさぎ)の仲間達が次々と倒れ出した。

「スマホがっ!」

「SINE《サイン》がっ!」

 次々に聞こえる悲鳴。


 一体、何が起きたの……!?


 優人君は、雨瀬先輩のSINE《サイン》ソードを受けながら、スマホを見るなり驚く。

「スマホが圏外!?」

 雨瀬先輩は、クスッと笑う。

「――――瀬名、起動させたな」
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