ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

「だったら!!」

 私は続けて文字を打つ。

『無理だよ。声も出ない、雨瀬先輩もいない私には無理だよっ!!』

「無理じゃないよ!! 少なくとも雨瀬先輩と私は、なれると思ってる!!」


 みっちゃん……。


「私、うさ葉にいっぱいひどいことした。だから、こんなこと言う資格なんてない。でも、うさ葉、一緒に頑張ろうよ!!」

「……っ」

「頑張って、合格して、雨瀬先輩に報告しよう!!!!」

 私は携帯で文字を打ち見せる。

『ごめん』

 みっちゃんはぎゅっと自分の手を握り締める。

「分かった、もういいっ」

 みっちゃんは病室を出ていく。

「花村っ!」

 犬垣君はみっちゃんを追いかけていく。


 ごめんね、みっちゃん……。

 前向きに考えられないの……。

 考えられないんだよ……。
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